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● ドライビング・ミス・デイジー(原題:Driviing Miss Daisy
   監 督 :ブルース・ベレスフォード
   出 演 :ジェシカ・タンディ、モーガン・フリーマン、ダン・エイクロイド、
   ジャンル:ドラマ
   1989年  アメリカ


注)以下、ネタバレだらけです!

【あらすじ】
 1948年、ユダヤ系の老婦人・ディジー(ジェシカ・タンデイ)は、出掛けるため車に乗り込みますが、ギアを間違って隣家にバックで突っ込んでしまいます。
 彼女の息子・ブーリン(ダン・エイクロイド)は彼女の意思を無視して彼女のために運転手・ホーク(モーガン・フリーマン)を雇います。
 初めは彼女に拒絶されていたホークでしたが、持ち前の正直なまじめさでディジーの信頼を得るのでした。
 人種差別の激しい土地柄で彼女はどこに行くにもホークの運転する車でした。

 ある朝、出勤して来たホークは錯乱状態のディジーを発見します。
 認知症が発症したのでした。

 1973年、老人ホームで暮らしているディジーをブーリンとホークが感謝祭のお祝いに訪れます。
 ブーリンを追いやってホークと二人になった彼女は昔のような会話を楽しむ中で、息子は未だにホークに運転手の給料を払っている事も知ります。
 デイジーはホークに「あなたは一番のお友達よ!」と言うのでした。
 




フォークが握りづらくなっていたデイジーは
ホークにパイを食べさせてもらう。
映画のラストシーン。

 
【感想】
 ジェシカ・タンデイはこの作品で80歳でアカデミー賞をとりました。
 派手なことは何にも起こらないので、玄人好みなんだなと思っていたら、どうという事はないのに何故か記憶に残る映画でした。
 いい作品なのは確かなようです。
 ダン・エイクロイドはコメディだけじゃないんですね。
 モーガン・フリーマンもいいです、が、この人はいったい何歳なんだ?





  2019.02.    ................ 傑作映画館の目次ページへ